2013年度版が来月発行されると思いますが、
まずは昨年版の冒頭を見てみましょう。
http://www.meti.go.jp/report/whitepaper/mono/2012/pdf/honbun01_01_00.pdf

図111-3は日本の鉱工業生産指数を表しています。
2011年3月の震災で最も大きな影響を受けたのは輸送機械工業で、
その他の工業は2008年終盤からの所謂リーマンショック時に比べると
まだ穏やかな影響に見えます。
これは既に各所で分析されていますが、
自動車は部品数が多く、しかも2次、3次部品メーカーが各所に点在し、
たとえその中の1点が不足しても完成品ができないという構造の影響でしょう。

災害が起きるたびに、在庫を極限まで減らすトヨタのJITを叩く論調が現れますが、
それではどれだけ在庫を持てば良いのでしょう。
すべての部品在庫がなければ完成しませんから、
復旧に3か月かかるなら、全車種の全部品を3か月分持たなくてはなりません。

膨大な資金を3か月間眠らせることになります。
しかもJITの本質として、
その車種が設計変更、消費の変化によって不良在庫となり、
完全に無駄になる危険性も相当にあります。

それであれば、止まったラインの社員を復旧に振り向け、
全力で停止期間を短くする方が合理的です。

震災で本社から大勢の社員が被災した部品会社に応援に行くと
メディア的には美談として伝えられますが、
事業的には自社の機会損失を減らすための
当然の予定された行動と見ることができます。
(クールでスミマセン)

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