2013年度版ものづくり白書第1章第1節4のコラムでは、
コア技術の海外移管方針を分析しています。

海外生産においては
自社の技術ノウハウが他社に流出しないように注意が必要ですが、
自社の海外工場にそれを伝えないと、
競合との製品競争に勝てないというジレンマがあります。

海外工場は従業員の退社率が高いため、
どうしても技術も流出しやすいと言えます。

図1を見ると、3業界の中では電気機械が
コア技術の海外移管が最も進んでおり、
今後自動車の移管が進みそうです。

●図1 コア技術の海外移管方針
コア技術の海外移管方針【技術者のキャリア設計】エンジニア・技術者・専門家・ものづくり・製造業・経営論・人材確保・キャリアアップ・キャリア形成・ものづくり.com

一方産業用機械でコア技術の移管が進んでいないのは、
まだ国内生産品の輸出でもコスト競争力を保てているため、
敢えて先端技術を海外に移管する危険を犯さなくても
良いポジションにいると想像します。

何も好き好んで技術を海外に出しているのではなく、
グローバル対応を進める中で
リスクを取って攻めていると見ましょう。

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