タグチメソッドと言えば、一般的にはパラメータ設計を想起する人が多いですが、
歴史的には製造工程で使われるオンライン品質工学も古くから提案されています。
ここでの「ライン」とは製造ラインを指し、
製造現場での合理的な最適化の方法がたくさん提案されています。

例えば定期的に調整が必要な装置があり、
調整頻度を上げると不良発生率は減るものの、
調整コストが増加します。
不良を含めて調整にまつわる全てのコストを金額換算して関数化し、
微分することでコスト最小の調整頻度を導出します。

同様の考えはフィードバック制御、計測器の校正、工程診断、フィードフォワード制御、
予防保全、安全システム確認などに設定されます。

やや異なる考えでは、
検査をしなくても良い臨界不良率を求める検査設計があります。

まさに製造コストを扱うため、比較的事例発表は少ないのですが、
マツダ、エプソン始め、多くの企業の製造工程で活用されています。

http://www.monodukuri.com/gihou/article_list/40