商品価値が製造品質から設計品質さらには企画品質に移行する時代です。
1990年前後に(財) 日本科学技術連盟の研究グループが、
商品企画に関して品質管理7つ道具(Q7)に相当する手法を7つを選び出し、
整理したものです。
インタビュー調査、アンケート調査、ポジショニング分析、アイデア発想法、
アイデア選択法、コンジョイント分析、品質表の7つからなり、
商品のニーズ探索と検証、コンセプトの発想と決定、設計とのリンクというステップで進みます。
必ず大ヒットというほど甘くはありませんが、
全てのステップを踏めばアウトの確率は相当に低くできます。
逆に全てのステップを踏むと相当な労力が必要です。
次回から、手法の一つ一つを解説して行きます。