日経ものづくり6月号に、
元サムスン常務の吉川良三氏の寄稿が掲載されている。
確かに日本のものづくりは上等だが、
松竹梅の”松”しか作れないと嘆いている。
サムスンは松も作れるし、
”梅の下”の製品も作れるから
世界のあらゆる市場に受け入れられる
というものだ。
確かに大手家電メーカーはそうかもしれない。
でも日本はパナソニックとソニーだけじゃない。
(両社、竹製品は作ってる)
同じく6月号に載っていたアイリスオーヤマも
価格で真っ向勝負しているマブチモーターも
日本の製造企業である。
国籍関係なく、
市場の流れに応えている企業は栄える。
同じ6月号にはFoxconnが品質不良で
AppleからiPhone500万台返品のニュース。
Appleの要求こそ”松”だよなあ、と思う。