山梨学院大学のものづくり経営論Aの講義は、明日で最終回。
過去三年は全体のまとめと産業構造ビジョン2012を解説していましたが、
さすがに古くなったので、今回は経済社会ビジョン2012に作り直しました。
またまた303ページにわたる大作なので、
講義資料に変換するのも大変。
半日かかりました。
産業構造ビジョンと同じく、
111ページ以降の第2部施策編は、
現行の施策貢認形式なのでばさっとカットして
前半の分析部分のみ利用しました。
全般的にさして目新しい分析がない中で、
目がテンになったのはP25の下の図です。
●財政危機発生の影響
あと数年で国・地方の債務残高が家計資産を抜くという説明の後、
最悪の場合として、
財政危機が発生したらこうなるという想定図です。
一般人が言う分にはまあありですが、
経産省の報告書の中でここまで具体的かつ悲観的に
書いちゃっていいんでしょうか?
将来こうなった時に、
当省はもとからそう言っておりました、と
言い逃れするために紛れ込ませたのでしょうか?
ちなみに私個人は
2,3年でこの状態になると予想しています。