ものづくり白書第1章第2節5は、製造業の労働災害などの発生状況を報告しています。

図125-1を見ると、1990年から2010年にかけて全産業、製造業ともに死亡災害が減少しており、
20年で半分以下になっています。

●図125-1 製造業の死亡災害発生状況
死亡災害発生状況【技術者のキャリア設計】エンジニア・技術者・専門家・ものづくり・製造業・経営論・人材確保・キャリアアップ・キャリア形成・ものづくり.com

よってその比率は、20年間ほぼ一定なのですが、
2011年は災害数、比率ともに急上昇しています。
おそらく東日本大震災の影響かと思うのですが、
白書には何も書かれていません。
例えば、津波で死亡しても、製造現場で被害に会えば労災?

11年を別にすれば労災対策が進んで、
安全になっているとも見れますし、
加工現場が少なく、デスクワークが多くなって
災害が減っている面もありそうです。

図125-3は、死傷災害の発生推移ですが、
こちらは絶対数だけでなく、全産業に占める製造業の割合も下がっていますので
対策が順調に進んでいると評価できます。

●図125-3 製造業の死傷災害発生状況
死傷災害発生状況【技術者のキャリア設計】エンジニア・技術者・専門家・ものづくり・製造業・経営論・人材確保・キャリアアップ・キャリア形成・ものづくり.com

他の産業と違って災害が起きる場所が特定しやすく、
対策を打っただけ効果が出やすいのかもしれません。

図125-4は労働災害の度数率(発生率)と強度率(事故の重さを勘案した発生率)を
2軸にして他の産業と比較したもので、
全産業計(原点)に比べて製造業は、
強度率が同一で度数率は4割ほど低いことが分かります。

●図125-4 製造業の労働災害率
労働災害率【技術者のキャリア設計】エンジニア・技術者・専門家・ものづくり・製造業・経営論・人材確保・キャリアアップ・キャリア形成・ものづくり.com

すなわち、軽度の労災が少ないわけです。

いずれの軸でも運輸、郵便業が2倍近く高いのは、
交通事故があるからだと思われます。

率が低くても1件は1件。
これだけは万全の対応をしてゼロにしたいものです。

製造業・エンジニア向け_ものづくりドットコムはこちら【技術者のキャリア設計】エンジニア・技術者・専門家・ものづくり・製造業・経営論・人材確保・キャリアアップ・キャリア形成・ものづくり.com
このような企業の方が会員登録しています【技術者のキャリア設計】エンジニア・技術者・専門家・ものづくり・製造業・経営論・人材確保・キャリアアップ・キャリア形成・ものづくり.com
製造業関係者の悩みを解決_ものづくりドットコム無料会員登録【技術者のキャリア設計】エンジニア・技術者・専門家・ものづくり・製造業・経営論・人材確保・キャリアアップ・キャリア形成・ものづくり.com
ご質問・お問い合わせはメールフォームをご利用ください【技術者のキャリア設計】エンジニア・技術者・専門家・ものづくり・製造業・経営論・人材確保・キャリアアップ・キャリア形成・ものづくり.com