年に一度の品質工学会研究発表大会まで、あと2週間足らずになりました。
学会から「集客せよ!」と号令がかかっています(^_^;)
http://www.qes.gr.jp/meeting/qes2013_Pamphlet.pdf
パンフレットを見ていただくと分かるように、技術開発の最前線テーマが多数発表されます。
品質工学は固有技術ではなく、評価方法ですから自分の技術テーマと違っていても参考になります。
他の学会でありえないような激論に出くわすこともあり、
熱気ムンムンのポスターセッションは一見の価値ありです。
私も20日午前C会場の司会を仰せつかっておりますので、会場でお会いしましょう!
品質工学
技法解説#1:品質工学
品質工学はその体系のほとんどを田口玄一博士が構築したことからタグチメソッドと呼ばれ、世界的にも高く認知されているものの、包含する内容が広大で一部用語、用法の不統一などもあり、全貌を理解するにはかなりの努力を必要とします。
今だに新たな数理的提案もあるなど未完成の技法であるにも拘らず、トヨタ、パナソニックなど名だたる企業が活用している理由は、ひとえに「有効性がある」からと言えます。
大きく分類すると、製造段階に適用される「オンライン品質工学」、開発/設計段階で適用される「オフライン品質工学」、分野に限定されず多変量データに適用される「MTシステム」の3つがあります。