海外利益の使途の変化(2013年度版 第1章第1節4コラムその2)

2013年6月19日ものづくり白書を読み解く

2013年度版ものづくり白書第1章第1節4の2番目のコラムでは、
海外利益の使途の変化を分析しています。

海外生産が拡大するにつれて
貿易収支はマイナスになるものの
現地法人からの仕送りによって所得収支の黒字が拡大すれば
経常収支としては相殺されるはずです。

図1は、海外で上げた収益の使途を示しています。

●図1 海外収益の使徒の推移
海外収益の使徒推移【技術者のキャリア設計】エンジニア・技術者・専門家・ものづくり・製造業・経営論・人材確保・キャリアアップ・キャリア形成・ものづくり.com

02年08年で若干逆転するものの、
全般的には海外での再投資を国内への還流が上回っています。

しかしながら、図5を見ると
最大貿易国である中国において、
日本への収益還流が難しいというアンケート結果があります。

●図5 国内への収益還流が難しい国
国内への収益還流が難しい国【技術者のキャリア設計】エンジニア・技術者・専門家・ものづくり・製造業・経営論・人材確保・キャリアアップ・キャリア形成・ものづくり.com

13億人市場という他に替えがたい大市場のアドバンテージを盾に
政治力で自国に有利な状況を作り出そうとするこの国は
どこかで破綻しそうな危うさを感じさせます。

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コア技術の海外移管方針(2013年度版 第1章第1節4コラム)

2013年6月18日ものづくり白書を読み解く

2013年度版ものづくり白書第1章第1節4のコラムでは、
コア技術の海外移管方針を分析しています。

海外生産においては
自社の技術ノウハウが他社に流出しないように注意が必要ですが、
自社の海外工場にそれを伝えないと、
競合との製品競争に勝てないというジレンマがあります。

海外工場は従業員の退社率が高いため、
どうしても技術も流出しやすいと言えます。

図1を見ると、3業界の中では電気機械が
コア技術の海外移管が最も進んでおり、
今後自動車の移管が進みそうです。

●図1 コア技術の海外移管方針
コア技術の海外移管方針【技術者のキャリア設計】エンジニア・技術者・専門家・ものづくり・製造業・経営論・人材確保・キャリアアップ・キャリア形成・ものづくり.com

一方産業用機械でコア技術の移管が進んでいないのは、
まだ国内生産品の輸出でもコスト競争力を保てているため、
敢えて先端技術を海外に移管する危険を犯さなくても
良いポジションにいると想像します。

何も好き好んで技術を海外に出しているのではなく、
グローバル対応を進める中で
リスクを取って攻めていると見ましょう。

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海外拠点機能の多様化(2013年度版 第1章第1節4)

2013年6月17日ものづくり白書を読み解く

2013年度版ものづくり白書第1章第1節4では、
海外拠点機能の多様化について分析しています。

当初の海外展開は
コストダウン目的の生産が主で、
続いて成長が続く現地での販売が目的となりました。

図114-1を見ても、黄緑の現在機能としては、
量産、販売とアフターサービスが3本柱ですが、
今後拡充を考えているのは、
製品企画、設計、試作分野です。

●図114-1 バリューチェーンの機能別・海外展開見通し
バリューチェーンの機能別・海外展開見通し【技術者のキャリア設計】エンジニア・技術者・専門家・ものづくり・製造業・経営論・人材確保・キャリアアップ・キャリア形成・ものづくり.com

現地での販売に力を入れると
現地の要望を取り込んだり、
消費地に近い場所で、フィードバックをもらいながら設計、試作しようとするのは
当然の流れと思えます。

このような流れを受けて図114-2では、
海外製品の水準が国内と同レベルあるいは以上との回答が
6割を超えています。

●図114-2 海外生産の技術水準と今後3年間の海外生産見通し
海外生産の技術水準と今後3年間の海外生産見通し【技術者のキャリア設計】エンジニア・技術者・専門家・ものづくり・製造業・経営論・人材確保・キャリアアップ・キャリア形成・ものづくり.com

日本の製品が優秀だったのは、
均質な教育を受けた国民性もあったでしょうが、
何と言ってもたくさん生産することによる
習熟効果が大きかったのは違いないでしょう。

企画、研究、設計が海外に移れば、
そのプロセスでの習熟が進み、
生産以上に付加価値のあるこれらの分野でも
海外の競争力が高まるでしょう。

さすれば、さらに付加価値の高い事業戦略分野の
能力を磨いておく必要がありそうです。

あ、あくまで平均データをもとにした一般論です。
あなたの企業、部門については
環境を良く分析して、個別に判断する必要があります。

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中小・中堅企業が海外進出する際の課題(2013年度版 第1章第1節コラム)

2013年6月15日ものづくり白書を読み解く

2013年度版ものづくり白書第1章第1節のコラムでは、
中小・中堅企業が海外進出する際の課題を分析しています。

自動車の国内販売が減少傾向にあり、
海外からの輸入部品使用が一般的ななる流れの中で、
図2のように従来の系列が崩れて
中堅中小も複数の受注、発注先の確保が必要になってきました。

●図2 ピラミッド型構造の変化(受注系列の変化)
ピラミッド型構造の変化【技術者のキャリア設計】エンジニア・技術者・専門家・ものづくり・製造業・経営論・人材確保・キャリアアップ・キャリア形成・ものづくり.com

これはこれまで不要だった営業機能、営業戦略が必要になったことを表します。

また自らが海外に進出する場合の課題としては
図3のように現地マネージャーの確保を挙げる企業が
規模の小さいところを中心に多いようです。

●図3 中堅・中小企業が海外進出する際の課題
中堅・中小企業が海外進出する際の課題【技術者のキャリア設計】エンジニア・技術者・専門家・ものづくり・製造業・経営論・人材確保・キャリアアップ・キャリア形成・ものづくり.com

今年3月に開いたものづくり革新ナビの1周年記念で
講演いただいた岸本先生のお話では、
日本で好調な中小企業は海外でも成功し、
営業担当のアレンジ能力が強みになっている例が多いとのことでした。

困難はあろうとも誠実に粘り腰で対応する
日本企業の姿が思い浮かびます。

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堅調さを維持する「部品」産業(2013年度版 第1章第1節3 その2)

2013年6月15日ものづくり白書を読み解く

2013年度版ものづくり白書第1章第1節3(2)では、
電気機械の最終製品の低調さに対比して
部品業界の好調さが分析されています。

図113-11を見ると、部品業界の従業員数は
国内でほぼ横ばい、海外では大幅な増加
ここ10年でもやや増加基調となっており、
市場に受け入れられている様子がうかがえます。

●図113-11 電気機械サプライチェーン【部品】の従業者数推移
電気機械サプライチェーン【部品】の従業者数推移【技術者のキャリア設計】エンジニア・技術者・専門家・ものづくり・製造業・経営論・人材確保・キャリアアップ・キャリア形成・ものづくり.com

前回見たように日本電気機器最終製品は
海外でも低下傾向にあることと考え合わせると、
日本メーカーの電気部品はそれ以外の
例えば海外の組立メーカーなどに
購入されていると考えられるのです。

IPhoneの中は日本企業製部品でいっぱい
というのも、この状況の表れでしょう。

また同白書第1章第1節3(3)では、
自動車部品業界での企業規模の違いによる景況の差を分析しています。

図113-15、17、19はそれぞれ自動車部品業界の
ティア1(資本金50億円以上)、ティア2(3億円超50億円未満)、
ティア3(3億円未満)と呼ばれる企業の
従業員数推移を示しています。

●図113-15 自動車サプライチェーン【部品ティア1】の従業者数推移
自動車サプライチェーン【部品ティア1】の従業者数推移【技術者のキャリア設計】エンジニア・技術者・専門家・ものづくり・製造業・経営論・人材確保・キャリアアップ・キャリア形成・ものづくり.com

●図113-17 自動車サプライチェーン【部品ティア2】の従業者数推移
自動車サプライチェーン【部品ティア2】の従業者数推移【技術者のキャリア設計】エンジニア・技術者・専門家・ものづくり・製造業・経営論・人材確保・キャリアアップ・キャリア形成・ものづくり.com

●図113-19 自動車サプライチェーン【部品ティア3】の従業者数推移
自動車サプライチェーン【部品ティア3】の従業者数推移【技術者のキャリア設計】エンジニア・技術者・専門家・ものづくり・製造業・経営論・人材確保・キャリアアップ・キャリア形成・ものづくり.com

歴然としてお分かりのように
いずれも国内顧雍が維持され、
海外従業員数が伸びているのは共通で
規模の大きい企業ほど海外に展開しています。

気が付いたのは、
いずれのグラフでも海外人員がリーマンショック以前の
2007年に一旦減少していることです。
ここに掲載していない設備投資は
2008年から2009年に大きく落ち込んでいるのに、
旺盛な設備投資が続いていた2007年の
従業員減少は何を意味しているのでしょう?

誰か教えてください。

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避けられない製造業の海外展開(2013年度版 第1章第1節3その1)

2013年6月13日ものづくり白書を読み解く

2013年度版ものづくり白書第1章第1節3では、
製造業の海外展開について分析しています。
ここだけで15ページもあるので、
何回かに分割して見てみましょう。

図113-1を見ると、海外現地生産する日本企業の割合は上昇しており、
2012年で加工型製造業が73.1%、素材型製造業で68%となっています。

●図113-1 海外現地生産を行う企業の割合(製造業)
海外現地生産を行う企業の割合(製造業)【技術者のキャリア設計】エンジニア・技術者・専門家・ものづくり・製造業・経営論・人材確保・キャリアアップ・キャリア形成・ものづくり.com

加工型がやや高いのは消費地との距離の関係と
必要とされる熟練度が比較的低いこと、
企業規模が素材型よりも大きいことが想定されます。

加工型製造業の中でも自動車と電気機器では様子が違います。
図113-2は自動車最終製品の設備投資推移であり、
ここ15年で国内投資が4割に落ち込む中、
海外は約2倍に増加しており、
海外志向が鮮明です。

●図113-2 自動車 サプライチェーン【最終製品】の設備投資推移
自動車サプライチェーン【最終製品】の設備投資推移【技術者のキャリア設計】エンジニア・技術者・専門家・ものづくり・製造業・経営論・人材確保・キャリアアップ・キャリア形成・ものづくり.com

一方図113-4で示す電気機器の設備投資は、
国内が3分の1で、海外も減少しています。

●図113-4 電気機器 サプライチェーン【最終製品】の設備投資推移
電気機械サプライチェーン【最終製品】の設備投資推移【技術者のキャリア設計】エンジニア・技術者・専門家・ものづくり・製造業・経営論・人材確保・キャリアアップ・キャリア形成・ものづくり.com

ここでも、摺合せ型の自動車組み立てと、
モデュラー型になった電気機器の差が表れています。

日本人が最も得意とするのは、
部品点数千点~1万点の製品の量産化という説もあり、
自動車がまさにこのスイートスポットに的中しています。

大型飛行機や有人ロケットも摺合せ製品ですが、
部品点数が上記を超えており、
今後どうなるかが注目されます。

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製造業が輸出で稼ぐ力の低下(2013年度版 第1章第1節2)

2013年6月12日ものづくり白書を読み解く

2013年度版ものづくり白書第1章第1節の2では、
製造業が輸出で稼ぐ力の低下について分析しています。

私が小学校の頃は、
日本は資源がないので、
海外からエネルギーや原料を輸入して
加工品を輸出して成り立っていると教わりました。

図112-1を見ると、
2010年までかろうじて貿易黒字を確保していましたが、
2011年から赤字に転じています。

●図112-1 貿易収支の内訳推移
貿易収支の内訳推移【技術者のキャリア設計】エンジニア・技術者・専門家・ものづくり・製造業・経営論・人材確保・キャリアアップ・キャリア形成・ものづくり.com

震災による生産拠点の停止と
同じく原発停止による燃料輸入の増加、価格上昇が重なり、
要因がきれいに分離できませんが、
2005年と2012年を比較すると
輸出サイドでは電気機器だけが4兆円のマイナス
(輸送用機器の「3.1」は「13.1」のミスプリですねえ)
輸入サイドでは燃料が9兆円のマイナスで、
圧倒的に輸入側の問題が大です。

電力需要自体は減退しているので、
事故リスク損失まで含めた発電コストが
本当に安い原発があれば
稼働することで、この分は緩和されるでしょう。

図112-4は「輸送用機器」貿易額の内訳ですが、
自動車本体はほとんど黒字に貢献しておらず(というか赤字)
大半が自動車部品なんですねえ。

●図112-4 輸送用機器の内訳推移
輸送用機器の内訳推移【技術者のキャリア設計】エンジニア・技術者・専門家・ものづくり・製造業・経営論・人材確保・キャリアアップ・キャリア形成・ものづくり.com

海外組立でも、日本の部品が使われているとは思いましたが、
マツダとか富士重とかは相当完成車を輸出していると聞いていたので、
このデータは軽い驚きがあります。

マーチなどの逆輸入車なのか、
欧州などからの完成車輸入額が思いのほか大きいのか?

いずれにせよ、部品の黒字額はどちらかといえば
増加傾向に見えます。

一方、図112-5は電気機器の内訳で、
部品、計測器はあまり変動がなく、
音響、映像機器と通信機(携帯電話が主らしい)の凋落が明確です。

●図112-5 電気機器の内訳推移
電気機器の内訳推移【技術者のキャリア設計】エンジニア・技術者・専門家・ものづくり・製造業・経営論・人材確保・キャリアアップ・キャリア形成・ものづくり.com

TVを主体とする映像機器は技術のモジュラー化が進み
どこでも作れるコモディティーになっています。
しかし販売店を見ている限り、
販売の主要部分はまだ日本メーカーであり、
組立付加価値は新興国のOEMメーカーが取るにしても
経常収支的には深刻ではないように思います。

一方の通信機器≒携帯電話は、
ガラパゴス的発展に甘んじてきた日本メーカーが
スマホ化の黒船に駆逐され
付加価値のほとんどを海外に明け渡している状況に見えます。

技術進歩が速い製品だけに
何とか戦いの土俵を替えて
市場奪回を図りたいものです。

サムスンは3億台のスマホを販売しながら
各国の市場に合わせて、
100種類上の機種を展開しているそうです。
相手に合わせた細やかな対応は
本来日本人が持っていた特質のはず。

チャンスはどこかに必ずあるのだと信じます。

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日本のものづくりは”松”しか作れない?

2013年6月11日製造業ニュース

日経ものづくり6月号に、
元サムスン常務の吉川良三氏の寄稿が掲載されている。

確かに日本のものづくりは上等だが、
松竹梅の”松”しか作れないと嘆いている。

サムスンは松も作れるし、
”梅の下”の製品も作れるから
世界のあらゆる市場に受け入れられる
というものだ。

確かに大手家電メーカーはそうかもしれない。
でも日本はパナソニックとソニーだけじゃない。
(両社、竹製品は作ってる)

同じく6月号に載っていたアイリスオーヤマも
価格で真っ向勝負しているマブチモーターも
日本の製造企業である。

国籍関係なく、
市場の流れに応えている企業は栄える。

同じ6月号にはFoxconnが品質不良で
AppleからiPhone500万台返品のニュース。

Appleの要求こそ”松”だよなあ、と思う。

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ものづくり産業は我が国経済の基幹産業(2013年度版 第1章第1節1)

2013年6月10日ものづくり白書を読み解く

ものづくり白書第1章第1節1では、
産業全体への製造業の波及効果が大きいことを説明しています。

製造業の就業者および全産業に占める割合は、
図111-3のうように年々減少していいて
1032万人、16.5%にすぎませんが、
間接雇用者が688万人もいます。

●図111-3 製造業就業者数推移
日本の製造業就業者数【技術者のキャリア設計】エンジニア・技術者・専門家・ものづくり・製造業・経営論・人材確保・キャリアアップ・キャリア形成・ものづくり.com

また図111-5を見ると
国内需要の増加に対する経済全体の生産額増加の比率は
全般に第1次、第3次産業に比べて大きく、
特に輸送機械つまり自動車は3.3と飛びぬけて大きく、
すそ野が広い産業であることが分かります。

●図111-5 主な産業別の生産波及効果倍率
主な産業別の生産波及効果倍率【技術者のキャリア設計】エンジニア・技術者・専門家・ものづくり・製造業・経営論・人材確保・キャリアアップ・キャリア形成・ものづくり.com

付加価値額に対する重量の重い自動車は、
軽い電子製品に比べると輸出入に多少なりとも障壁があり、
全て海外に移ることは考えにくいですが、
もし今以上に海外生産が増えると、
日本全体が大きな打撃を受けることになります。

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我が国経済を支えてきたものづくり産業の揺らぎ(2013年度版 第1章第1節)

2013年6月10日ものづくり白書を読み解く

2013年度版ものづくり白書第1章第1節には、
ものづくり産業の重要性と現状の課題が記載されています。

というか、行政がここまで自虐的でいいのか、ってくらい
暗い雰囲気です。

しょっぱなの図111-1を見てみましょう。

●図111-1 環境変化に伴う日本製造業の変化
日本のものづくり産業変化【技術者のキャリア設計】エンジニア・技術者・専門家・ものづくり・製造業・経営論・人材確保・キャリアアップ・キャリア形成・ものづくり.com

日本の経済成長率は60年代に10.4%!
今ではありえない高い率ですが、
ここ10年の中国がちょうどそれくらいですよね。
日本の40年前をトレースしている感覚で、
良く語られるように、
オリンピックや万博も同じタイミングで開催されています。

90年代初頭のバブル崩壊後の成長率は1%程度に低迷し
失われた20年となるわけです。

丁度この期間にまず生産者人口が
そして総人口が減少に転じました。

しかもここ30年世界最高レベルの豊かさで
必要な耐久財は普及率ほぼ100%であり、
売れるものは買い替えか
抜群に購入意欲をそそるものに限られます。

もし日本人の購入額が今後も同じで
しかし生活水準を上げたいならば、
製造業従事者はさらに減少して
一人あたりの付加価値生産額を増やさなければなりません。

もしくは同じ人数で、勤務時間を減らす手もあり
私的には好きなのですが、
生産者人口が減っていく中で
製造業だけがキープするのは
贅沢かもしれません。

もうひとつのオプションは、
海外向けの生産もしくは
海外への付加価値輸出を増やすことで
こちらも可能性はあります。

その場合は、
このものづくり白書第1節で書かれている
製品のコモディティ化と
激しく争う必要があります。

いずれにせよ
頭脳を振り絞る戦いが待っています。

ものづくり革新プロセスの出番ですね。

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